弁当が199円!? マミーマートの新店「マミープラス武蔵浦和店」で要注目の総菜メニューとは

上林 大輝 (ダイヤモンド・チェーンストア 編集記者)
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マミーマート(埼玉県/岩崎裕文社長)は5月10日、埼玉県さいたま市南区に「マミープラス武蔵浦和店」(以下、武蔵浦和店)をオープンした。高架下という特殊な立地となった同店は、駅から徒歩圏内かつ住宅地への出店ということから、総菜をはじめとした即食に商品力を入れている。

高架下というマミーマートとしては特殊な立地に店を構える「マミープラス武蔵浦和店」

今後の出店拡大に向けた、特殊な立地でのチャレンジ

 武蔵浦和店は、マミーマートが現在出店を拡大する「マミープラス」「生鮮市場TOP!」の2フォーマットのうち、小商圏型のディスカウントスーパー「マミープラス」での出店だ。

 マミープラスの標準店舗では店舗から半径2kmを商圏と定めており、武蔵浦和店の半径2km圏の人口は16万8000人、世帯人数の平均は2.2人と、豊かなマーケットが広がっている。近隣はマンションを中心とした住宅地が広がり、ファミリー層が多く居住する。

 売場面積は687坪とマミープラスとしては広めだ。既存店と同様、ワンウェイコントロールのレイアウトとなっているもの、売場全体が縦に長くなっているほか、高架下ということもあり柱が多く、かなり変則的な売場配置となっている。

 具体的には、入口から青果売場を通ると、南側に冷凍食品、日配、酒類、鮮魚の売場が続き、北側に行くと精肉、総菜、加工食品、飲料の売場がある。中央で生鮮の売場が分離されるようなかたちだが、売場の床、柱に矢印で売場の位置を示すなどの工夫がみられた。

床、柱、吊り下げで売場の位置を細かく示して買物客を誘導している

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記事執筆者

上林 大輝 / ダイヤモンド・チェーンストア 編集記者

2000年生まれ。埼玉県出身。法政大学文学部英文学科卒業後、地方新聞社の営業職を経て株式会社ダイヤモンド・リテイルメディア入社。

流通小売の専門誌「ダイヤモンド・チェーンストア」編集部で執筆・編集を行う。

趣味はお笑い鑑賞、音楽鑑賞。一番好きなアーティストは椎名林檎。

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