コメリ、5月29日、大阪府藤井寺市と「災害時における物資供給に関する協定」を締結

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NPO法人コメリ災害対策センターの「災害時における物資供給に関する協定」における取組の様子
(画像)コメリ・ニュースリリースより

 NPO法人コメリ災害対策センター(新潟県)は5月29日、大阪府藤井寺市(ふじいでらし)と「災害時における物資供給に関する協定」を締結する。これにより、同センターが締結する協定は全国で1,160件に達する。

 同センターは、ホームセンターを展開するコメリ(新潟県)が「コメリパワー」や「コメリハード&グリーン」を通じ、災害発生時に必要な物資を必要な場所へ届けることを目的に2005年9月に設立された。地域のライフラインとしての役割を果たすことを理念に活動している。

 設立から20年にわたり、全国の自治体等と物資供給に関する取り組みを継続しており、現在では全国の6割を超える自治体と協定を締結している。これまでの主な物資供給実績としては、中越沖地震(2007年7月)、東日本大震災(2011年3月)などがある。供給された物資は多岐にわたり、ペットボトル飲料水や携帯用トイレ、ニトリル手袋などを提供している。

<物資を供給した主な災害>
中越沖地震(2007年7月)、東日本大震災(2011年3月)、御嶽山噴火(2014年9月)、熊本地震(2016年4月)、九州北部豪雨(2017年7月)、大阪府北部地震(2018年6月)、西日本豪雨(2018年7月)、房総半島台風(台風15号・2019年9月)、東日本台風(台風19号・2019年10月)、鳥インフルエンザ(2022年10月~)、能登半島地震(2024年1月)、奥能登豪雨(2024年9月)ほか多数

<供給した主な物資>
〇避難所運営:携帯用トイレ、ニトリル手袋、使い捨て食器、生理用品、保温シート
〇ライフライン:ペットボトル飲料水、水缶、LEDライト、乾電池、ガソリン携行缶
〇応急・復旧用品:ブルーシート、土のう袋、スコップ、カラーコーン、一輪車、軍手
〇仮設住宅向け:寝具、マットレス、ケトル、鍋、食器、バケツ、ホウキ、トイレブラシ

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