ファミリーマート、青山商事41支店と連携し「ファミマフードドライブ」で防災備蓄食品を寄付

ファミリーマート(東京都)と青山商事(広島県)は5月13日、共同の社会貢献活動として、防災備蓄食品の寄付を実施したと発表した。
この取り組みは、ファミリーマートが展開する「ファミマフードドライブ」の一環として行われたもの。青山商事の本社および中国・四国地方の「洋服の青山」41支店において、災害時に備えて備蓄していた賞味期限内の食品計3,654点(アルファ米2,436袋、ライスクッキー1,218箱)が提供された。
寄付された食品は、青山商事福山本社や「洋服の青山 福山本店」近隣に位置するファミマフードドライブ実施店舗を経由し、特定非営利活動法人フードバンク福山をはじめとする地域のNPOや社会福祉協議会などに届けられる。これにより、支援を必要とする人々の食生活を支えるとともに、食品ロスの削減にも貢献する。
ファミマフードドライブは、家庭で消費されずに余った食品をファミリーマート店舗で回収し、地域の支援団体を通じて必要とする人々に届ける取り組みである。2021年の開始以来、全国47都道府県の4,425店舗で展開されており、寄贈量は累計400トンを超えている。
今回の青山商事との連携により、企業備蓄品を活用した新たな寄付スキームが確立され、食支援と食品ロス対策の両面で地域社会に対する貢献が一層進むことが期待される。
ファミリーマートは今後も、家庭や企業など多様なステークホルダーと連携し、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを強化していく方針である。