ウエルシア、ペットボトル225万本超を店頭回収　CO₂約3.6トン分を削減

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　ウエルシア薬局（東京都）は、2024年3月1日〜2025年2月29日の事業年度に、店頭で使用済みペットボトル2,252,727本（49,560kg）と詰め替えパック318kgを回収したと発表した。

　ペットボトル回収によって抑制された二酸化炭素（CO₂）排出量は36,018kgに相当し、これはスギの木2,577本が1年間に吸収する量に匹敵するという。

　同社は2020年から、飲料メーカーや資源リサイクル事業者と連携し、使用済みペットボトルを新たなペットボトルに再生する「ボトルtoボトル」プロジェクトに参画。2025年5月時点では、関東・東海・関西地域および新潟県の計674店舗で取り組みを展開している。

　また、2021年10月からは、洗剤やシャンプーなどの使用済み詰め替えパックを対象とした「リサイクリエーション活動」も開始。日用品メーカーや物流会社と協働し、回収したパックをブロックなどに再生して地域で活用するとともに、再びフィルム容器として利用する水平リサイクルの実現も目指している。こちらの取り組みは、東京都、埼玉県、兵庫県の計41店舗で展開している。

　ウエルシア薬局は今後も地域住民の協力を得ながら、資源回収の取り組みを広げ、サーキュラーエコノミーの推進と持続可能な社会の実現に貢献していく方針だ。