万代、4月1日より従業員の身だしなみ基準を緩和

万代(大阪府)は、4月1日より従業員の身だしなみ基準を緩和した。一定の判断基準に基づき、髪色やネイル、ピアスなどを原則自由とし、従業員の多様性を尊重する方針だ。
新たな身だしなみ基準においては、「清潔かつ衛生的であり、お客に不快感を与えないこと」、および「安全性と作業性を考慮し、業務に支障がないこと」の2点を判断基準としている。これらの基準を満たしていれば、原則として従業員個人の自由に委ねるものとする。
頭髪については、髪型・髪色・長さ・ヘアアクセサリーを自由としつつも、衛生面や作業効率、接客上の必要に応じて、束ねる、ピンで留めるなどの指示が出される場合がある。化粧に関しては、メイクの有無や眉毛、まつ毛、髭の手入れについても個人の自由とし、マニキュアやネイルを含めた装飾も制限しない。アクセサリーについても、ピアスや指輪、腕時計などの着用を自由としている。
ただし、食品加工に従事する職種においては、安全性や業務特性に応じて一部禁止される項目がある。